文字や絵画・写真などを紙に刷り写し、一度にたくさんの複製を作る“印刷”は、これまでに様々な文化を生み出し毎日の生活にうるおいを与え、わたしたちの人生を豊かなものにしてくれます。 「活版印刷」と呼ばれる印刷技術は、15世紀のドイツで、グーテンベルグという人物によって発明されました。しかしこの印刷技術を、はじめて日本に伝え広めた人物については、あまり知られていません。 今から遙か400年以上も昔、天正遣欧少年使節とともに海を渡った青年がいました。それが、日本に初めて西洋式の「活版印刷」を伝えた、諫早生まれの日本人『コンスタンチノ・ドラード』です。 ドラードはその生涯において、幾度も過酷な試練を強いられ、迫害さえうけましたが、それでも「活版印刷」という新しい技術にこだわり続けました。 それはきっと、印刷された本を見るたびに、わたしたちに“夢をあきらめないで、大志を抱き、一生懸命生きぬこう”というメッセージを伝えたかったからなのかもしれません。
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